ナチュラル・チーズ 2015 4 12

書名 世界のおいしいチーズ 厳選53種 知れば知るほど、もっとチーズが好きになる
出版社 メディアパル

 日本のスーパーで売られているチーズは、
多くがプロセス・チーズだと思います。
 プロセス・チーズとは、長期保存のために、
加熱処理をしてあります。
そのため、チーズ自体は熟成しません。
 多くの日本人は、プロセス・チーズを食べると、
「しょっぱい。塩分が多い。
どれを食べても、似たような味だ」と感じて、
チーズは、たまに食べる程度で終わってしまいます。
 今回、紹介するのは、
加熱処理をしていないナチュラル・チーズです。
 ナチュラル・チーズは、風味はフルーツのように千差万別、
色合いも、多種多様になっています。
 だから、ナチュラル・チーズを集めると、
フルーツを集めたように、写真集が作れるぐらいです。
 事実、この本は、写真が多く、
まるで写真集のようになっていて、見ているだけで楽しいものとなります。
 日本人が見ると、まるでケーキやお菓子のように見えるのが、
ナチュラル・チーズと言えるでしょう。
 さて、話のネタをひとつ書きましょう。
チーズというと、大きさは、どのくらいでしょうか。
多くの人は、せいぜい10センチ程度で100グラム程度だと思うでしょう。
 ところが、イタリアのパルミジャーノ・レジャーノというチーズは、
1個で約40キログラムもあります。
 それで驚いてはいけません。
スイスのエメンタールというチーズは、
大きさが80キログラムから100キログラムもあります。
 チーズを買うのに、軽トラックを借りる必要がある?
そんな心配はありません。
ちょうどよい大きさに「切り出して」くれるでしょう。
 こうした巨大なチーズは、
大きなデパートにあるチーズ専門店で見ることができます。
 本日、チーズを取り上げたのは、
「健康で長生き」というテーマがあります。
骨が丈夫ならば、病気も少なく、いつまでも健康で長生きができます。
 ところが、日本の水は、「軟水」で、ミネラル分が少ないものとなっています。
そうすると、必然的に、多くの日本人は、カルシウム不足になります。
 昔の日本人のように、煮干を食べれば、問題ありませんが、
今の日本人は、そういうものは食べませんので、
潜在的に、日本人は、カルシウム不足と言えるでしょう。
 そういうわけで、ナチュラル・チーズを食べて、
「健康で長生き」を目指しましょう。
 ケーキやお菓子が並んでいる?
それは、ナチュラル・チーズです。
 ちょっと「いたずら」をしてみましょう。
チーズが好きだと豪語する知人に、
重さ40キログラムのパルミジャーノ・レジャーノを贈る(お中元、お歳暮)。
きっと腰を抜かすほど驚くでしょう。
 いくらチーズが好きでも、40キログラムのチーズは困るかもしれません。
だったら、近所に配ればよいのです。
近所づきあいも、長生きの秘訣です。
 巨大なチーズに、村人たちが集まってくる。
チーズを話題にして、話が盛り上がる。
その結果、カルシウム不足は解消される。












































































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